水玉模様が可愛いポップでおしゃれな常滑焼

まるで木目のような表情を作る練り込み

日本六古窯のひとつ、愛知県常滑市を中心に、何色もの色土を重ね合わせて作る練り込みという技法を使って作陶しています。練り込みはひとつして同じ模様にはならず、木目の様な表情が特徴です。

常滑焼 憲児窯

流しタイルから食器の制作へ

創業当初はタイル流しの制作をしていましたが、取引先から「急須をやってみては」とアドバイスを受け、急須と湯呑を中心に茶器の制作をするようになりました。それが憲児陶苑としてのはじまりです。
現在では茶器はもちろんのこと、カップやお皿など生活にかかわる食器を制作しています。
よりきれいに、より使いやすいを求めて、ひとつひとつ手づくりで作っています。

常滑焼とはTokoname ware

愛知県常滑市を中心に古来より作られてきた焼物です。
日本六古窯の1つで、常滑は海に近い土地で鉄分が多いため真っ赤な朱泥の焼物が特徴です。
鉄分が多く含まれているため、お水やお茶がまろやかに感じるのも常滑焼ならではです。
現在は土や焼き方を工夫して食器、茶器、鉢、オブジェ等さまざまな焼物を作っています。

制作工程

  1. 土づくり

    土づくり

    それぞれの色の土を合わせて練込み土をつくります。写真は白・赤・緑の3色練込

  2. 水引き

    水引き

    ロクロにて形を成型していきます。

  3. 削り

    削り

    水引きしたものを削って練込模様を出します。水引きのままだと表面に泥漿(でいしょう)がついて模様が見えないため

  4. 色付け

    色付け

    表面に化粧土とよばれるものを塗り、色を付けます。

  5. 細工

    細工

    ひとつひとつ模様を付け練込の模様を楽しめる細工をしていきます。

  6. 焼成

    焼成

    十分に乾燥させて窯で焼成します。

制作者

制作者

堀田 拓見Takumi Hotta

陶歴

昭和60年
常滑生まれ
平成25年
とこなめ陶の森 陶芸研究所卒業

作品一覧

急須

急須

さまざまな色の土を練り込んで、自然のねじれで出来たマーブル模様の急須です。茶こしは同じ白い土を使って1つ1つ穴をあけたものを使っています。きめ細かい土を使っており、長年使っていくほど色つやが増していきます。

カップ

カップ

白色の土をベースに赤・緑の土を練り込み自然のねじれで表現されたマーブル模様のカップです。きめ細かい土を使っており、長年使っていくほど色つやが増していきます。

マグカップ

マグカップ

さまざまな色の土を練り込んで、自然のねじれで出来たマーブル模様のマグカップです。表面にひとつひとつ細かいカットを施し、独特の模様を作り出しています。きめ細かい土を使っており、長年使っていくほど色つやが増していきます。

ご飯茶碗

ご飯茶碗

白色の土をベースに赤・緑の土を練り込み自然のねじれで表現されたマーブル模様のご飯茶碗です。表面にひとつひとつ削りを入れ水玉模様を施してあります。きめ細かい土を使っており、長年使っていくほど色つやが増していきます。

取り扱い店舗

とこなめ焼卸団地セラモール

〒479-0003
愛知県常滑市金山字上砂原99Google mapTEL: 0569-43-7111WEBサイトを見る

SPACE とこなべ

〒479-0836
愛知県常滑市栄町6-204Google mapTEL: 0569-36-3222WEBサイトを見る

morrina モリーナ

〒479-0836
愛知県常滑市栄町7-3Google mapTEL: 0569-34-6566WEBサイトを見る

ヤマタネ

〒479-0822
愛知県常滑市奥条7丁目56Google mapTEL: 0569-35-3233WEBサイトを見る

常滑焼 まるふく

〒479-0832
愛知県常滑市原松町6丁目66-1Google mapTEL: 0569-35-2209WEBサイトを見る

陶磁器会館

〒479-0836
愛知県常滑市栄町3-8Google mapTEL: 0569-35-2033

妙の雑貨

WEBサイトを見る

アクセス

憲児陶苑ギャラリー

作品の展示・販売をしております。工房見学もできます(要連絡)
お気軽にお越しくださいませ。

所在地
〒479-0825
愛知県常滑市山方町1丁目21番地
連絡先
0569-35-3467
メール
kenji.touen@gmail.com